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２０２０年の東京オリンピック（東京五輪）開催が決まりました！
これから本格的に経済を回復させていきたい日本にとって、
とても大きな弾みになるのではないかと期待されてます！
さっそく、官民共にいろいろなところから、
東京五輪での経済効果の試算が発表されています！
実際のところどのくらいの経済効果があるのでしょうか？
東京都や民間の経済効果試算は？
東京都が試算した東京五輪での経済波及効果は、
今年からオリンピック開催までの７年間で、
日本全体で約３兆円としています。
民間ではＳＭＢＣ日興証券では４．２兆円の
経済効果が期待できるとしています。
日経新聞Ｗｅｂ版では、なんと９５兆円に
達するのではないかという記事まで出ています。
最近のオリンピックではどの程度の経済効果があったか？
参考までに、過去のオリンピック開催によって
どのくらいの経済効果があったのかをみてみます。
２０１２年に開催されたロンドン五輪では、
開催後一年間で約１兆５０００億円の経済効果があったようです。
（地元ではそれほどの効果は実感できてないようですが・・・）
２００８年に開催された北京五輪では、
建設投資で約４兆４８００億円に上ったと言われています。
２００４年のアテネ五輪でも、開催に１兆４３００億円の費用が
かかったといわれていますが、その後は経済的に散々です。
中国の経済も、経済成長率が開催後鈍化しています。
必ずしもオリンピック開催によって、
経済が大幅に回復するわけでもないのが現実のようです。
先進国での五輪開催では経済的恩恵は限定的
１９６４年に開催された東京オリンピックでは、
新幹線や高速道路、競技場など新たに作らなければならないものが、
たくさんあったため、東京中が建設ラッシュとなりました。
インフラがしっかりと整っていない新興国にとっては、
オリンピックはとても大きな刺激となり、
かなりの経済波及効果が期待できるのは確かなようです。
しかし、ロンドンなどもそうでしたが、
すでにインフラや設備の整っている先進国での五輪開催は
それほど経済波及効果が期待できないようです。
観光客などは一時的に急増するかもしれませんが、
それも一時のことになる可能性もあります。
先ほどの東京都の試算、７年間で３兆円という金額も、
日本のＧＤＰの５００兆円弱から考えてもあまり大きな期待はできません。
東京オリンピックは心理的な効果に期待しよう！
日本の経済はここ２０年くらいの間ずっと低迷していました。
何をやっても経済は上向かない・・・という空気が充満していました。
しかし、今回の東京五輪招致の活動で、様々な関係者が一丸となって、
日本開催をアピールする姿をみて、「やれば出来る！！」と
感じた人も少なくなかったのではないでしょうか？
安倍政権の力強い経済政策が実現し、そこに東京五輪が加われば、
３兆円という金額では測れないほどの、力強い経済成長のきっかけと
なるのではないでしょうか？
日本国民一人一人が、自信を持ってポジティブに前進できる、
大きなきっかけを得ることができたのではないかと思います。
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