ブラッドピットさんが疑いがあると告白したのが失顔症(相貌失認)です。
あまり知られていない症状ですが、実は人口の2%くらいの割合で
失顔症(相貌失認)の人がいるのではないかと言われています。
■失顔症(相貌失認)の症状
鼻や目などの部分は見えているのに
顔全体として認識できず顔を覚えられないようです。
なので、ブラッドピットさんも言っていますが、
何度もあっている人なのにその人の顔を覚えられないのです。
失顔症(相貌失認)には合併症もあるようです。
・車の型式が区分できない。
・方向音痴
・性別の判別不能 など。
■失顔症(相貌失認)の原因
・先天的な理由で失顔症(相貌失認)になる確率は2%程度のようです。
・事故や病気によって脳の機能を損傷することによっておこる。
・脳血管障害によっておこる。
・失顔症(相貌失認)には、まだ根本的な治療法がないようです。
原因も治療法もまだ解明されていない症状ですが、
確実に、しかも想像以上の割合で失顔症(相貌失認)の方がいる。
ブラッドピットさんのニュースで失顔症(相貌失認)と言うものを知り、
正直、その事実にびっくりしました。
なぜ人口の2%くらいの人が失顔症の可能性があるのに、
こんなに知られていないのか?
実は、失顔症(相貌失認)の人にはすごい適応能力があり、
声や体格・服装など顔以外の情報で相手を判断するようになるそうです。
そのような能力が自然に身につくと、
自分が相貌失認であると言うことに気がつかない人もいるようです。
「人の顔が覚えられない」という人が実は身近にいるかも知れません。
ブラッドピットさんのインタビューでも、「自分は失礼な人だと思われている」
と話していました。
あまり認知されていない相貌失認という症状なので、
日常生活での苦労・悩みは大変なものだと思います。
このニュースをきっかけに失顔症(相貌失認)が広く認知され、
周りの人から理解されない苦しみが少しでも減るといいなと思っています。
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